ミスった時の対処方法 【為政第2-22】

おはようございます。鈴木尚す。

【為政第2-22】
子曰く、
人にして信なきは、その可なるを知らざるなり。
大車輗(げい)なく、小車軏(げつ)なければ、
それ何を以てかこれを行(や)らんや。

 

【解釈】
システム開発に限らず、信用の無い人とは一緒に仕事はできません。

信用とは、「正直」と「誠実」です。

正直と誠実が問われるのは、何か問題が起きたときでしょう。

よくあるのが、自分のプログラムのバグを見つけたときと、作業の進捗が遅れた時です。

このような時は何とかうまく取り繕いたくなるものです。

 

しかし一度考えてみて下さい。

 

あなたが自分のミスを必死で隠す程、あなたの仕事は重要なものでしょうか?

その仕事を頼んだ側からすれば、数ある仕事の中の1つでしか無いかもしれませんし、納期も充分に調整可能かもしれません。

また、仕事には問題やトラブルがつきものですし、バグの無いプログラムというのは存在しません。

 

よって、私たちがシステム開発をする上でまず行うべき事は、バグをバグとして認めて直ぐに報告し、作業の遅れは遅れとして認めて直ぐに報告する事です。

「今、こうなっています。どうしましょう?」と言うだけで、とりあえずOKです。

 

★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

2018.1.17

Kindle版「プロジェクトマネジメント一日一言」プロジェクトの人間学

こんにちは。鈴木尚です。 このサイトで毎日投稿している「プロジェクトの人間学」ですが、このたび、1年分の記事を整理/改修してKindleに…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る