基本を大事にするということ 【為政第2-23】
おはようございます。鈴木尚です。
【為政第2-23】
子張問う、十世知るべきやと。
子曰く、
殷は夏(か)の礼に因(よ)る。損益する所知るべきなり。
周は殷の礼に因る。損益する所知るべきなり。
それ或いは周に継ぐ者あらん、百世と雖(いえど)も知るべきなり。
【解釈】
これから先、仕事がどうなっていくのか、事前に知る事は出来るのでしょうか?
今後の事を予言する事は出来ませんが、今までの経緯をしっかり把握していれば、ある程度は推測できるでしょう。
ルールを守って誠実に仕事をしてきたか、いい加減な報告をしてこなかったか、メンバー同士で協力してきたか。
これらの事がしっかりと出来ていたならば、今後も無事に進んでいくだろうし、出来ていなかったならば、必ずどこかで失敗をするであろう。
基本的な事をしっかりと押さえていれば、細かいトラブルはあるだろうが必ずうまく行きます。
という感じでしょうか。
基本を守るという事は、とても大切な事だと思います。
野球に例えると、キャッチボール、素振り、ベースランニングです。
これらが出来ないと野球になりませんし、イチローや松井クラスになっても、大事にしている要素です。
では、我々が仕事をする上で守るべき基本は、何でしょうか?
私はそれを学ぶために論語を読んでいます。
★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?
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