本当に「知って」いますか? 【為政第2-17】
おはようございます。鈴木尚です。
【為政第2-17】
子曰く、
由、汝にこれを知るを誨(おし)えんか。
これを知るをこれを知るとなし。知らざるを知らずとなす。
これ知るなり。
【解釈】
「知る」という事はどういう事か。
それは、知っている事は知っている、知らない事は素直に知らないと認める事です。
自分は、
・何を知っていて、何を知らないか
・どこまで分かっていて、どこから分からないか
・知ったかぶりをしていないか、あやふやな返事をしていないか
等、気をつけることは沢山あります。
しかし問題は、「自分は何を知っていて何を知らないのか、が分からない事」にあります。
システム開発において、この事は特に重要だと思います。
設計の間違いを本稼動直前になって初めて顧客から指摘されるという話はよくあります。
しかし私達は、それを回避する為に日頃から注意して仕事をしているのでしょうか?
自分がこのシステムについて知らない事は無いか、お客さんとの認識はちゃんと合っているのかどうか。
このような事に気をつけながら仕事を進めれば、余計なトラブルも減るはずです。
★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。