プロジェクトにおける7つのムダ(その1)
プロジェクトを進めるうえで、どんな「ムダ」があるかご存じですか?
こんにちは。ITエンジニアの鈴木尚です。
プロジェクトに限らず、物事を進める上でそこにどんな「ムダ」があるのか、ちゃんとわかっていないと、対処のしようがありません。
やみくもに対策をしても、それこそ「ムダ」な動きになってしまいます。
そこで、どんな「ムダ」があるのか、改めて調べてみました。
7つのムダ
もう古典と言ってもいいですね。この本。説明もいらないでしょう。
この本の中で、「ムダ」を徹底分析すると7種類あると言っています。
- つくりすぎのムダ
- 手待ちのムダ
- 運搬のムダ
- 加工そのもののムダ
- 在庫のムダ
- 動作のムダ
- 不良をつくるムダ
言われてみると、確かに、確かに。
しかしこの7つのムダは、製造現場でのお話。
私たちの現場であるソフトウェアの世界ではどうでしょう?
ソフトウェア開発における「7つのムダ」
トヨタ生産方式における「7つのムダ」をソフトウェアの世界の言葉で置き換えたのが、「リーン開発の本質」でのメアリー・ポッペンディーク氏です。
それをちょっと私なりにアレンジして紹介してみます。
- 不要な機能
- 進捗遅れ
- 余分な引き継ぎ作業
- 仕事の進め方の習熟に必要な作業
- タスク切り替え
- タスクの優先順位間違い
- 多くの欠陥
こんな感じになりました。
いかがでしょうか?
身に覚えがあるのではないでしょうか?
改めて眺めてみると・・・
さて、ここまでは資料の内容そのままですが、この記事では、この7つのムダを並べ替えてみることにします。
こんな感じ。
- 仕事の進め方の習熟
- 引き継ぎ
- 不要な機能
- タスクの優先順位間違い
- 多くの仕掛作業
- 進捗遅れ
- 多くの欠陥
するとどうでしょう?
1~2は組織として取り組むべき課題
3~7はプロジェクトとして取り組むべき課題
・・・のように見えませんか?
長くなったので、次回、その2に続きます。
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