資格って必要? 【為政第2-15】
おはようございます。鈴木尚です。
【為政第2-15】
子曰く、
学んで而(しか)して思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し。
思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し。
【解釈】
システム開発について知識を仕入れる事も大事ですが、経験に裏打ちされた物でないと結局はうまく使えません。
また、知識を仕入れる事をしないで、自分の経験だけを信じて開発を進めるのは、危なっかしくて見てられない。
という感じでしょうか。
ところで「情報処理の資格を取っても実践で役に立たないのでムダだよ。」という人がいます。
私も以前はそう考えていましたが、今は違います。
この仕事に関わる人はぜひとも挑戦して欲しいと思います。
なぜなら、勉強して試験に合格する事で、
・自分の経験の棚卸しが出来る。
・他者に対して「名札」を示せる。
・達成感を得られて次のステップへのモチベーションが上がる。
など、メリットが沢山あるからです。
ただし、
資格を持っている ≠ 仕事が出来る
ではあると思いますが。
システム開発に従事する私たちの目標は、知識だけでもなく、経験だけでもなく、両方をバランスよく伸ばす事だよと、論語は2000年前からずっと、私達に語りかけているのです。
★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?
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