あなたと違う考え方もありますよ 【為政第2-16】
おはようございます。鈴木尚です。
【為政第2-16】
子曰く、異端を攻むるは、これ害のみ。
【解釈】
自分と考えの違う人に対して、それを正そうとしてあれこれ説得しても、うまくいかないよ。という事でしょうか。
たまに、人の作ったシステムやプログラムに対してあれこれ注文をつける人がいます。
例えば、
「何でこんな書き方してるんだよ、全く頭悪いな~」とか、
「もっと良い方法があるのに。きっとシステムを理解していない人が作ったんだな」とか。
でも、それってどうなんだろうかと考える事があります。
例え良かれと思ってシステムの問題を指摘をしているつもりでも、指摘された担当者にしてみれば面白く無いはずですし。
たしかに、ナゼこんな設計になっているんだろう?というようなシステムを見かける事もあります。
しかし、よくよく担当者に説明を聞いてみると、そうせざるを得ないような理由があったりします。
設計した当時の事情、例えば予算や納期の都合でリスクの低い確実な方法を選んだとか。
そういう当時の事情を知らずに、ただ単に批判をしても仕方がありませんよね。
自分と違う考え方や結果に対して何かを指摘するのはとても難しい事です。
指摘する前にしっかりと事実関係を確認して、条件反射的に何かを言ってしまうというような事が無いように気をつけたいものです。
★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?
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