傲慢にならない事 【第10条】
こんにちは。鈴木尚です。
●傲慢にならない事 【第10条】
【第10条】
こころの忿(いかり)を絶ち、おもての瞋(いかり)を棄てて、
人の違うことを怒らざれ。
人みな心あり。心おのおの執るところあり。
かれを是とすれば、われは非とす。われ是とすれば、彼は非とす。
われ必ずしも聖にあらず。かれ必ずしも愚にあらず。ともにこれ凡夫のみ。
是非の理、詎(たれ)かよく定むべけんや。
あいともに賢愚なること、鐶(みみがね)の端なきがごとし。
ここをもって、かの人は瞋るといえども、かえってわが失(あやまち)を恐れよ。
われひとり得たりといえども、衆にしたがいて同じく拳(おこな)え。
【解釈】
システム開発において、他のメンバーの仕事を悪く言ったり考えたりするのは止めよう。
また、自分の考えが通らなくても怒らないように。
みんなそれぞれ自分の考えというものがあります。
他の人が正しくて自分が間違っているとか、
自分が正しくて他の人が間違っていると考えていませんか?
でも、自分が必ずしも正しいとは限りませんよね。
また、他の人が必ずしも間違っているとは限りませんよね。
どちらもタダの人です。
自分の言い分が正しいとか、だれが決められますか?
もしかりに、他の人が自分に対して怒っているとしても、自分に過失がなかったどうか反省し、
自分の考えが正しいと思っても、他の人の意見を聞いてみるように行動したいものです。
★私は以上のように考えますが、みなさんはどう思いますか?
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